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マスカット薬局のチーム活動

吉備小学校「薬物乱用防止教室」

日時:平成27年1月09日・19日 場所:吉備小学校
講師:一宮店 北村 正人

はじめに

吉備小学校「薬物乱用防止教室」 近年、危険ドラッグなどの薬物乱用による事件・事故が毎日のように報道されています。これから育っていく子供たちにもその危険が及ばないよう、正しい知識とモラルを持たせることは、学校教育の中でも重要な課題であり、学校薬剤師もそれに積極的にかかわっていかなければなりません。

吉備小学校も数年前から、薬物乱用防止教育に熱心に取り組んでおり、「薬物乱用防止教室」は2年前からの恒例行事となっております。全校児童1000人を超えるマンモス校なので、6年生も160人以上おり、1月9日、1月19日の2回に分けての教室開催となりました

講演の様子

吉備小学校「薬物乱用防止教室」6年生といえば中学校入学を控え、夢ふくらむ時期であることから、薬物乱用は将来の夢・可能性にも大きな障害となることを伝え、その害毒と、周囲から勧められた時の断り方などを具体的に講義しました。すでに校内での薬物乱用防止教育が徹底されており、「薬物乱用はいけないこと」との認識はありましたが、覚せい剤による注射痕の写真や中毒者の挿絵などより具体的なものに興味があるようでした。

薬物防止教室終了後の質問

  1. Q. 危険ドラッグによる事件は1年間で何件ぐらいありますか?
    A. 年間約16000件前後です(警察庁ホームページ)

  2. Q. ドラッグを所持した場合や使用した場合はどのくらいの罰を受けますか?
    A. 所持しているだけで3年以下の懲役または300万円以下の罰金のいずれか、又は両方です(参考:消費者庁ホームページ)

  3. Q. 岡山市内でも売っているところがありますか?いくらぐらいの値段で売っていますか?
    A. 何軒かあるようです。値段は2000円~6000円台くらいです。

  4. Q. タバコは有害なのに、何故もっと厳しく取り締まらないのですか?
    A. 医学・医療の発達につれて有害であることがわかってきました。危険ドラッグほどの危険性はありませんが、
    禁煙運動などを通じて徐々に減らされていっています。

  5. Q. タバコの成分の中で最も悪いものはなんですか?
    A. 主な物はニコチン・タールと言われるものですが、一酸化炭素(CO)も体中の血管や内臓を傷つけています。

など、具体的なもので、児童たちがいかに薬物を「身近な危険」と真摯に感じているかがよくわかりました。

講義を終えて

講義に対する反響もよく、後日感想文を見せていただきましたが、「~やってはいけないと思いました」というよりも、「友達に勧められても絶対ことわります」や「必ず先生に相談します」など、より行動レベルに近い内容のものが多かったので、当方の予想よりも真剣に受け止めて話を聞いていただけたのでは、と思います。
このあと1月28日の学校保健委員会でも保護者に薬物乱用防止教室の報告をし、ご家庭で子供たちの反響を聞き、また、保護者自身が危険ドラッグがなぜ危険なのかをよく考えていただくよう依頼しました。

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