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輸液・栄養管理勉強会

実施日:平成25年08月~10月 場所:マスカット薬局 本部


これからは,保険薬局では,在宅業務が増加する中で,輸液,栄養や介護系食品などをとり扱う機会が増えてきます。その時に,直ちに対応することが出来るよう、輸液・栄養管理について基礎から応用まで,全体的に学ぶ事を目的とし,輸液・栄養管理の勉強会を下記の通り開催いたします。この勉強会は,栄養管理の基礎知識をみにつけて,適正な在宅業務がおこなえるよう,職種を問わず薬局のおおくの職員が参加できるよう計画いたしました。

第1回 水・電解質輸液,経口補水療法 (平成25年8月22日)

勉強会内容

輸液・栄養管理勉強会1水分量や電解質の濃度を一定に保ち、体内のバランスをとる重要性や、輸液の目的・種類、経口補水液について。

参加者感想

本店薬剤師 大呂

現在、輸液については日常業務で触れる事がほとんどない。そのため忘れていたことが多くあったが、輸液の目的や電解質輸液の種類など基本的な内容の復習ができたので非常に良かった。経口補水療法についても確認できたので、明日からの業務に活かしていきたい。

奈義店管理栄養士 石和田

今回の大塚製薬での勉強会では大学で学んだ知識もあれば、輸液の様々な組み合わせや、OS1の知識など新しいことを多く学べました。薬局の管理栄養士としてどこまで栄養業務を広げられか未知数ですが、特別用途食品や栄養機能食品をはじめ、疾患に対しての栄養指導など様々な栄養情報を薬局から発信していけるよう頑張りたいとあらためて思いました。

第2回 末梢静脈栄養法,中心静脈栄養法 (平成25年9月5日)

勉強会内容

輸液・栄養管理勉強会2末梢静脈栄養法(PPN)・完全中心静脈栄養法(TPN)それぞれの特徴と実施時の注意点。PPN・TPNに使われる輸液製剤の成分について。

参加者感想

備前店薬剤師 安野

イメージ図を利用しながら各方法の目的を説明いただいたり、輸液に含まれる栄養素の必要性について、欠乏時のデータも混じえながら説明いただいたおかげで、各栄養素(特に三大栄養素)の意義から方法の全体像まで見渡すことができ、断片的な知識が繋がったように感じました。今後、処方されている輸液や、臨時で出される製剤の意図をより深く理解できると思われ、患者様への説明にも役立てたいと思いました。

本店管理栄養士 西垣

輸液の勉強会では、末梢静脈栄養と中心静脈栄養で投与できる輸液の種類やエネルギーなど基礎的な内容から教えていただいたので、とてもわかりやすく勉強になりました。管理栄養士として在宅と関わっていく時に患者様に貢献できるように、引き続き開催させる勉強会に参加し、しっかり学んでいこうと思います。

第3回 経腸栄養法,栄養管理と脂肪 (平成25年9月19日)

勉強会内容

輸液・栄養管理勉強会3PPN・TPN管理時の脂肪乳剤の必要性と投与時の注意事項について。濃厚流動食・経腸栄養剤の特徴、経腸栄養時の水分と塩分の管理についてなど。また経腸栄養剤の試飲やバッグタイプの栄養剤のセッティングなども行いました。

参加者感想

一宮店薬剤師 北村

静脈栄養と経腸栄養による栄養管理の基礎から実践まで学習。バッグタイプの栄養剤のセッティングや胃瘻へのゼリー製剤(食品)の具体的な使用方法、経口可能な経腸栄養剤の試飲等、即現場で役立つ内容で、とても有意義な研修であった。

奈義店管理栄養士 石和田

今回の勉強会で最も印象に残ったのは、脂肪乳剤についてでした。投与速度が(体重/2)mL/時を目安としたり、代謝速度を超える速度の投与だと過剰の脂肪を貪食細胞が食べることにより免疫機能が低下することなど、新しい知識が多く身に付きとても勉強になりました。そして、自分がこれからどんな分野を深く追求していけばいいのか深く考えさせられる良い刺激となりました。

第4回 高齢者の栄養管理,がんと栄養 (平成25年10月3日)

勉強会内容

輸液・栄養管理勉強会4高齢者の水分管理の重要性と脱水症の特徴と注意点、高齢者の栄養障害の特徴とサルコペニアについてなど。また、がんによる栄養不良とQOLの低下についてなど。

参加者感想

本店薬剤師 堤

今までの勉強会では、人に必要な栄養素について改めて学び、輸液や栄養剤の実際の使い方、栄養を取れない患者さんのことなど、貴重なお話を聞くことができました。第4回目である今回は、高齢者にスポットをあてた話でした。代謝が落ちていることや、入院前後で身体的機能が大きく変わることなどを聞き、薬だけではなく、栄養の面でも薬局はバックアップしていく必要があると感じました。 これから先、重要になる在宅医療に貢献できるよう、今回の勉強会で学んだことを生かして励みたいと思います。

奈義店管理栄養士 石和田

今回の勉強会で印象に残ったのはサルコペニアについてでした。サルコペニアは高齢者の寝たきりの要因としてこれから重視していく必要があると一層感じられます。体動の制限やそれに伴う摂食能力の低下など、それをどう予防または改善していくのか。薬局の管理栄養士としてどう対応したらいいのか深く考えるきっかけとなりました。

第5回 肝不全の栄養管理,腎不全の栄養管理(平成25年10月17日)

勉強会内容

輸液・栄養管理勉強会5肝臓の解剖生理と肝硬変の成因・病態について慢性肝不全における栄養代謝障害について。腎臓の構造と役割について、腎不全用のアミノ酸輸液について

参加者感想

総社店薬剤師 小西

今回の勉強会で、「フィッシャー比」「腎不全の人は、窒素代謝物の蓄積回避やアミノ酸のバランスをとる必要がある」などの話を聞き、病気の人は、アミノ酸ひとつをとっても必須アミノ酸・分岐鎖アミノ酸・芳香族アミノ酸などのバランスを考えた栄養補給が必要と教えていただき、栄養指導はとても奥が深いと感じました。同時に、アミノレバンENやリーバクト配合顆粒等のアミノ酸製剤の重要性も改めて感じました。アミノレバンENは味や服用量の多さからアドヒアランスの良くない患者様が比較的多いように思います。今後は味の問題も含め、アミノ酸製剤の重要性も説明してアドヒアランスが改善するよう服薬指導に活かしたいと思います。また、アミノレバンENのパイナップルフレーバーで味付けしたものとゼリーにしたもの2種類を味見させていただきました。苦味はありますが、少量だったので、思ったより飲みやすかったです。ただ、実際の服用量は多く、毎日服用する必要があるので服用を継続するのは辛い場合もあるのではないかと思いました。

本店管理栄養士 西垣

食事のみでは栄養管理が難しい肝不全の患者様、たんぱく質制限によりアミノ酸が不足しがちな腎不全の患者様への経口栄養剤の必要性がわかりました。また「経口栄養剤が苦手」という声をよく耳にしますが、実際に経口栄養剤の試飲をさせていただいいたので、患者様の気持ちを考えた上で無理のないアドバイスをしようと思います。

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