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取り組み

第6回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

日時:平成27年6月13日(土)~14日(日)
場所:つくば国際会議場


第6回 日本プライマリ・ケア連合学会

平成27年6月13日14日に開催された第6回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加しました。つくば駅を出るとまず、筑波宇宙センターに展示されているH-Ⅱロケットが我々を歓迎してくれ、目的地までの道のロボット特区というエリアでは、「この歩道はロボットが通ることがあります、注意」の看板がありました。後で調べたら日本で唯一移動用ロボットの公道実験が認められた場所だそうです。いつか、あの道をロボットが歩くところを見てみたいものです。

学会感想

第6回 日本プライマリ・ケア連合学会先日プライマり・ケア学会に参加させていただきました。岡山家庭医療センターの村田先生のお誘いにより、学会開催中、薬剤師が気軽に集まって語り合える「薬剤師カフェ」の企画を立ち上げることになりました。当日は、予想を超える多数の薬剤師の先生方が集まってくださいました。プライマリケア認定薬剤師の先生からも、現在取り組んでおられること等についてたくさんお話を聴かせて頂き、プライマリ・ケアを勉強中の私にとっても良い刺激となりました。

(家庭医療専門薬剤師レジデント1期生 中西由恵)

学会に参加して、薬局薬剤師の立場で、プライマリ・ケアにどのように携わることができるのか改めて考えさせられる機会を頂きました。 中でも印象的だったのは、プライマリ・ケアでの薬剤師の役割についての講演です。薬局はファーストアクセス(セルフメディケーション)でもあり、ラストアクセス(調剤業務)でもあり、ソーシャルアクセス(在宅、薬物濫用、学校薬剤師など)としても機能を担っており、どのアクセスにおいても医薬品の適正使用が求められ、相談や要望に対して薬剤師が的確に対応していくことが重要だと感じました。 また高齢者におけるポリファーマシー問題の講演もあり、副作用リスクを回避するために、他職種との連携も重要だと感じました。
将来、家庭医療専門薬剤師レジデントとして奈義でプライマリ・ケアを勉強していく予定です。 今回の学会で学び、考えさせられたことを意識しながら、予防から医薬品の情報提供に至るまで、統括的に地域医療に貢献できるよう臨床推論を身につけていきたいと思います。

(備前店薬剤師)

私は1日目と2日目はワークショップの参加と、ポスター発表の見学をしました。
1日目のワークショップは「模擬退院カンファレンスで学ぼう、在宅医療へのパスの出し方・受け方」に参加しました。このワークショップでは緩和ケアを題材として、参加者が患者、医師、ケースワーカー、薬剤師の役割を演じてロールプレイ形式で行いました。医療者が中心となってカンファレンスが行われる場合、医療的な措置について話し合うことができるが、患者の気持ちが置き去りにされるという問題が生じたため、患者をカンファレンスに参加させてみたところ、目の前の患者に気を使い医療従事者が言葉を選んでしまい忌憚ない意見が出しづらいというデメリットはありましたが、患者のQOLの向上に貢献できるという手ごたえを感じました。実際、最後の総論では、末期の患者を参加させるカンファレンスにより、退院後に食べたいもの、したいことなど、最後までより患者の希望に沿った医療ができたということが何例もあるということです。

2日目は「ジェネリック医薬品を使用するか使用しないか」という課題でワークショップに参加しました。
医師の中には過去の粗悪なジェネリック医薬品流通の経験から、ジェネリック医薬品に対して嫌悪感を持っている医師もいました。今後、薬剤師として、患者様だけでなく、医師にもジェネリック医薬品について理解していただく必要性を感じました。
ポスター発表では、「完全側臥位では、寝たきりの嚥下困難患者は誤嚥を起こさずに経口摂取は可能となり患者のADLは改善される」という経口摂取の可能性を広げた発表が印象的でした。

(日本原店薬剤師 田中綾)

さいごに

学会に出ると、新しい発見が人の数だけあり、自分の幅が広がるので面白いです。筑波といえばロボット開発が有名ですが、最近は人間に近い表情豊かなロボットがコミュニケーションをとり、認知症予防に一役買っているニュースを耳にします。私達も患者さんに携わる際にはロボットに負けないくらい表情豊かな仕事をしたいですね。

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