メンター・エルダー制度とは
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メンター・エルダー制度とは、マスカット薬局が採用している新入社員向けの教育制度です。
新入社員には年の近い先輩社員がつき、業務のやり方を教えるエルダ-と、定期的な振り返りや相談に乗るメンターの役割を担当します。
新入社員にとっては、気軽に相談できる相手ができることで、不安や悩みを一人で抱えることがなく安心して働くことができます。
担当の先輩にも、責任感と向上心が生まれ、新入社員に教えるうえでの疑問点を職員同士で相談しあうなど、職場内のコミュニケーションの円滑化にもつながっています。
自己評価シート
新入社員は自分で立てた目標のうち、達成できたこと、達成出来なかったこと、現在の気持ち、今後の目標など自己評価シートに記載・提出をします。シートに記載することで、後から見返した際、自らの成長を客観的にとらえることができます。
メンターは月1回を目安に、提出のあった自己評価シートをもとに、振り返りを行い、次の振り返りまでの目標を立て、教育部門長に報告します。
新入社員は、先輩とともに薬剤師としてのあるべき姿を模索し、成長していきます。
自己評価シートを活用した振り返り
凝縮ポートフォリオ発表会
新入社員には1年目の最終月に、1年間の振り返りを兼ねた凝縮ポートフォリオを作成し、全社員の集まるイノベーション発表会の場で発表してもらっています。
発表会では自身の成長について、他店舗の職員からもコメントをもらえます。思ってもみなかった自分自身の成長に気づき、驚くはず!
インタビュー
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新入社員
インタビュー
入社2年目 三牧さん
これまでの1年間を振り返っていかがでしたか?
この1年間を振り返ると、日々の仕事を丁寧に行うことが自分の力になっていったと感じます。入社当初、他の方々がテキパキと仕事をされている姿をみて、仕事についていけるか不安でした。
しかし、わからないことを質問しやすい環境だったため、その場で方法を教えていただいたり、一緒に考えていただいたり、わからないことをわからないままにすることはなく働くことができました。
また、毎月自己評価シートを書くことで、その月にできたことを振り返ることができ、自信につながりました。
1年経って、周りの方々に支えられながら、一通りの基本的な業務はひとりでできるようになりました。
メンター・エルダーを担当してくれた先輩から学んだ(刺激を受けた)点があれば教えてください。
私を担当して下さる先輩は、自己評価シートの学んでいきたいことで記入した内容を、業務の合間に、資料を用いながら説明してくださります。その内容に関しての、実際の処方箋を使用し処方解析なども行っています。
自分で学習するだけでなく人から教えていただくことで、記憶に残りやすいと感じています。
知識豊富な先輩に姿を見て、もっと勉強していかなければいけないと刺激を受けました。
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先輩への
インタビュー
先輩社員 猪原さん
新人薬剤師の教育を担当してみていかがですか?
新人薬剤師は社会人としても新人ですので、フレッシュさを感じますし、私自身も初心に戻って頑張らないとなという気持ちになります。今後の長い薬剤師人生にとって、大事な期間なので、全力でサポートしていきたいなと思っています。
猪原さんは中途採用にて入職されていますが、前職と比較してのマスカット薬局の教育環境について、率直な感想を教えてください。
前職でも先輩薬剤師が教育担当して指導する環境はありましたが、マスカット薬局の制度は先輩薬剤師だけでなく、会社全体で支える仕組みができているので、新人薬剤師にとっても、心強いのではないでしょうか。