教育・研修報告


平成31年3月30日(土)に、平成31年度の入社式終了後、ポートフォリオ発表会を行いました。

ポートフォリオ学習者9名(薬剤師4名、管理栄養士2名、事務員3名)が1年間の学習成果を「凝縮ポートフォリオ」にて発表し、指導者であるエルダー(メンター)や店舗管理薬剤師、他の参加者より振り返りのコメントを発表者に対して行いました。

初めてのポートフォリオ発表会でしたが、学習者は各人、着実に学習成果を上げることができ、ポートフォリオ学習が効果的な学習手法であることを改めて実感することが出来ました。今後も教育部門としては、学習サポートを続けていけたらよいなと感じました。

平成30年2月25日に薬剤師研修会を開催しました。
午前には、会社にとって大切な理念・目的についての講演をお聞きし、薬局に求められる機能である「健康サポート薬局としての役割を果たすには」というテーマでディスカッションを行いました。各店の状況を話し合い、どのような機能が求められるか意見交換・発表を通じて、地域貢献への想いを確認しました。
午後には、ランチョンセミナー形式で調剤報酬改定についての勉強を行い、「薬剤師として果たすべき対人業務と調剤報酬の今後を考える」というテーマでディスカッションを行いました。対物から対人へと、薬局薬剤師が行うべき業務の変化について、現在行っている仕事を振り返り、より質の高い医療への貢献には何をすべきか様々な意見交換を行いました。国が求める仕事だけでなく、医療チームとしての責務をどのように果たしていくのか、各々の考えや物事の捉え方を学べた良い研修会でした。

事務研修内容

2月18日(日)に、マスカットホールにて第7回事務員研修会を開催いたしました。
午前は昨年の事務研修会で決めたそれぞれの店舗目標の振り返り発表と、イノベーション発表会にて発表された今期の個人目標「地域の一人ひとりの健康を守るため主体性をもって社会貢献を果たす」の、自分の目標の達成度をグループ内で話し合いました。
午後は「4月の調剤報酬改定について私達は何をするか、取り組むべき課題」と題して、グループごとに話し合いました。資料を見ながら、自分達の店舗の状況を考えて、事務員でできることや薬剤師と連携してできることを考えました。最後にアンケートにてそれぞれの個人目標を改めて記入し、閉会となりました。


まとめ

店舗目標の発表では、この一年間事務員が主体になって健康教室や資格取得の勉強会、スタッフ間でのコミュニケーションに力を入れ、現状の課題を改善しようと取り組んでいることが分かりました。全店舗の活動の反省や工夫をお互いに知り、仕事へのモチベーションに良い刺激となりました。また、普段は交流のない店舗のスタッフとの会話はお互いの顔を知る良い機会となりました。来期に向けて個人・店舗目標を達成するとともに、よりスタッフ間の結束を強くしていきたいです。

はじめに

平成29年5月21日(日)アロマ体験講習会を開催いたしました。今回は、マスカット薬局スタッフの勉強会としての講習会でした。18名のスタッフが集まり、アロマスプレーとハンドトリートメントの練習をしました。これは「薬局へ行こうウイーク!」に向けて、各店舗で取り組めるものを考えるための講習会です。

アロマ体験講習会内容

アロマとは?

まずは、アロマスプレーの作成からですが、その前にアロマテラピーの知識を深めていただくための勉強をしました。
精油は、ハーブから抽出された100%自然のものですが、100%安全なわけではありません。注意しなければならない点がいくつかあります。それは、精油は非常に濃度の濃いもので、精油の成分のなかには、発砲スチロールを溶かしてしまうものも存在しています。そんな精油の原液を体に塗布してしまうと・・・想像しただけでもこわくなってしまいます。そんなことにならないように精油をきちんと理解する必要があるわけです。
また、せっかく作成したアロマスプレーも長く楽しんでいただくためにも、きちんと理解して伝えていただきたいと思います。

アロマスプレーの作成

そしていよいよアロマスプレーの作成です。
作り方は精油を無水エタノールに溶かし、精製水で薄めて出来上がりです。
精油には親油性という特徴がありますので、お水には溶けません。だから無水エタノールで溶かすというわけです。この時入れる精油は、濃度を1%にしますので、50mlのスプレーだと10滴です。
お好きな精油を選んでいただきましたが、ここで個性がでてきます。さっぱり系だったり、フローラル系だったり、2~3種類を混合したり、思い思いのスプレーにネーミングしていただいての完成となりました。

ハンドトリートメント

続いてハンドトリートメントの練習です。
使用するオイルは、ホホバオイルと精油です。お好きな精油を濃度1%になるようにホホバオイルに溶かします。10mlのホホバオイルだと精油2滴を溶かすことになります。この時気をつけることは、あまり刺激の強い精油は使用しないほうがいいということです。
1回2回の練習でマスターするのは、難しいですが、心を込めてトリートメントし、大切なものを扱う気持ちで接すれば、気持ちはつながりそれが、癒しへとつながっていくのではないでしょうか?子供だった頃、お腹が痛いと言って、お母さんにお腹をさすってもらうと、なぜか痛みがおさまり、すやすや眠りについた記憶が誰にでもあるのではないでしょうか?まさにこれが、ハンドパワーです。
それに、精油の力と香りが重なりパワーアップし、気持ちがほぐされていきます。手の温かみってすごいですね。

まとめ

2時間ほどの講習会でしたが、すてきな精油の香りに包まれ、あっという間に過ぎていきました。実際に自分で体験してみると、意外と簡単だったりそうでなかったりという、発見があります。その発見をまた誰かに伝えていただけたらなと思います。
そして、こんな感想をいただきました。

〇ハンドドリーとメント、すごく気持ちよかった。施術する側は思いやる気持ちが必要だと思いました。
〇精油の力はすごいなあと思いました。香りって大事だなあと実感しました。
〇アロマのさまざまな話がきけて勉強になりました。なによりも素敵な香りに包まれて楽しくできました。
皆さん、やはり香りには癒されるようです。

今日の講習が、皆さんのお役に立てれば幸いです。また次回もという声もたくさんいただきました。第2回目が開催できるよう私も努力してゆきたいと思います。ありがとうございました。



日時:平成29年05月21日 場所:マスカット薬局 マスカットホール
アロマセラピスト 青井教代

はじめに

2017年2月26日、マスカットホールにて事務員研修会が行われました。今回の研修のテーマは「新しい仕事を見つけるキッカケ作り」と、「事務員の絆を深める」です。

事務研修内容

午前の部:各店の取り組み発表

午前中は5店舗の事務員の方に代表してもらい、今店舗で行っている取組みについて発表してもらいました。アロマテラピストの資格を活かしてのサロン活動の様子、健康について講演する健康教室と学校薬剤師活動、資格取得に向けた合同勉強会、薬剤師と共に在宅患者さん宅に訪問しサポートするなど、様々な取組みが発表されました。

午後の部:グループディスカッション

午後はこれらの発表を参考に、自分たちはどんな取組みをしているのか、またこれからどのような仕事ができそうかをグループディスカッション形式で話し合いをしました。始めは隣同士ぎこちなかった雰囲気も、研修が進むにつれて和気あいあいとしたものになり、お互いに刺激し合える研修になりました。

まとめ

それぞれの店舗で事務員がどのような活動を行っているかを知ることができて良かったです。通常の業務に加えて、それぞれの店舗でできることを見つけて仕事をされていることを知って、自分自身のモチベーションも上がり、広い視点を持つことができました。今後もこのような研修を続けて、事務員の交流と勉強の場を設けていきたいと思います。

(一宮店 槌田)


参加者感想

東古松店 尾崎

話し合いの中で各店それぞれに対する患者様への取り組みや健康教室や地域活動等、患者様以外の方々と接することでつながりを持つことの大切さを知った。それにより、新規の患者様の増加等も見込めることが分かり勉強になった。自分たちの枠内で考えず大きな視点を持つことが求められていることが必要になると実感できた。

高梁店 谷口

他の店舗がいろいろな活動をされていることは知っていましたが、どのような事(内容)をされているかは知らなかったので、今日午前の発表を聞いて、勉強と新たな発見につながりました。午後のグループディスカッションでも他の店舗のこととか話が聞けて刺激になったと思います。これから、今日の研修会で学んだことが活かせられるよう店舗全員で話し合い目標を立てて頑張っていきたいです。

高梁店 佐古

グループディスカッションを行った時に、それぞれの店舗の取り組みが聞けて、自分の中の出来る事や考え方が広がりました。スタッフ数が少ない店舗でも患者様に何が出来るのか考えて行動されており、OTCの商品内容もニーズに合わせて揃えているので、店舗ごとに特徴があって勉強になりました。本店の地域の商品を販売し、地産地消をされているところもおもしろいアイディアだと思いました。



日時:平成29年02月26日 場所:マスカット薬局 マスカットホール