半田山ハイツのサロン
平成29年2月22日半田山ハイツのサロンに参加させていただきました。 今回のお話は、今年から始まった新しい税制「セルフメディケーション税制」と「かかりつけ薬剤師制度」についてです。セルフメディケーション税制
今年からセルフメディケーションを自発的に取り組んでいただくためにできた新制度です。どんな方が申告できるかというと、1月~12月までで、健康の維持増進と疾病の予防への取り組みとして健康診査などを受けている方、対象となるOTC医薬品を12、000円を超えて購入した方、所得税、住民税を納めている方が対象です。みなさんご存じない方が多く、初めて聞いたと言われる方もいらっしゃいました。でも、実際の申告は来年からなので、慌てなくても大丈夫です。今からレシートや領収書をしっかり保管しておいてほしいと思います。またOTC医薬品の箱やレシートに書いてある「セルフメディケーション税・控除対象」のマークを覚えておくといいかもしれませんね。かかりつけ薬剤師制度
かかりつけ薬剤師制度は、認定を受けた薬剤師が、患者様と一緒にお薬の管理を行います。病院のお薬だけでなく、市販薬や健康食品についても「24時間」相談にのってくれます。体調の変化や飲み忘れなどで飲めなかった薬の整理や必要に応じてかかりつけ医に連絡をとってくれたりもします。参加者の方からは、『みんなが一人の薬剤師さんをかかりつけ薬剤師と指名したら、すごくその人忙しくなるなあ』などの意見も出ました。もしそうなると嬉しい悲鳴が聞こえてきそうです。さいごに
参加者からのご質問で、『子供さんは、体重でお薬の量が変わるのに、私たち年配は、体重にかかわらずみんな一緒っておかしくない?私、お薬でお腹がいっぱいになるの。』といわれました。私たちは、こういった貴重なご意見に真剣にこたえられるように取り組んでいます。「薬について」「健康について」など、気になることがあれば、店頭の薬剤師に聞いてみてください。また、かかりつけ薬剤師がいる人は、 いつも同じ薬剤師に聞く事もできます。あなたのことに詳しい薬剤師が親身に対応します。ぜひとも「かかりつけ薬剤師」をお持ちください。
日時:平成29年02月22日(水) 場所:半田山ハイツのサロン
登録販売者 青井教代