令和元年10月29日、ロータス桑野にて、アロマテラピーの健康教室を開催させていただきました。今回はローズマリー精油配合のクリーム作成です。
まず、アロマテラピーとは、というお話をさせていただきました。中でもローズマリー精油の力を中心にお話しました。もう5~6年前になりますが、認知症予防のアロマで一躍有名になったのが、ローズマリー精油です。ツンとした香りが、いかにも脳をスッキリさせてくれるようですね。また、アロマテラピーの勉強をする際に必ず登場してくるのもローズマリー精油です。「ハンガリアンウォーター」とか「4人の盗賊とハーブビネガー」。どちらも、ローズマリーのすばらしい力を発揮した逸話です。
実際にムエット紙で、ローズマリー精油の香りを嗅いでいただきました。皆さん口々に「ハッカのようだ」「樟脳のようね」と感想を述べられていました。嗅覚は大丈夫そうで安心しました。「におい」と「記憶」には、密接な関係があります。だからこそ嗅覚はいつも刺激を与えてあげてほしいものです。
そして、お話の次はクリーム作りです。10gのワセリンにホホバオイルを2ml、スポイトで入れて混ぜます。最後にローズマリー精油を1滴入れてさらに混ぜます。濃度は、身体にもぬれるように0.5%で作成しました。しっかり混ぜるとよりなめらかなクリームになります。竹串でしっかり混ぜると「おいしそうなクリームになったで」とか「混ぜると白くなるのね」とかお話されながら、楽しそうに作っていらっしゃいました。今日からお風呂上りに、身体に塗ってみようと、楽しみにされていました。
最後は、ハーブティを頂きながらの茶話会です。今日は、ポリフェノールとビタミンCが豊富に含まれたローズヒップのブレンドティーです。「ちょっと酸っぱいな」とか「いい香り」と、感想をいただきました。部屋中、ローズマリーのさわやかな香りに包まれて、楽しいひとときを過ごすことができました。